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経営

種類株式とは?全貌を解説!

わかりやすい!説明動画(2分57秒)

種類株式とは?

株式会社にとって株式は、資金調達や経営権行使に重要な役割を果たします。
その様な株式は、複数の種類の株式を発行できることをご存知でしょうか?
原則、株主の権利は平等とされていますが、種類株式を保有している株主は、通常とは異なる処遇を受けることが可能となります。

種類株とは、内容の異なる2種類以上の内容が定まっている株式です。
株式会社において、各株主は平等の権利を有し、株主総会で経営権の行使や、配当金を受けることが可能です。
種類株では、こうした株主の権利について普通株式とは異なる規則を定めています。

会社法上で種類株式の発行が認められているため、所定の手続きにより合法的に発行・変更が可能となります。
知名度の高い種類株としては「優先株」があります。配当優先株とは、普通株主よりも優先的に配当金を受け取ることができる代わりに、議決権がないケースが代表的です。

主要な種類株の一覧

主な種類株式は、次の9つです。

1、配当優先株式
普通株よりも優先的に配当を受け取れる株式です。
利益が出れば、安定した配当が期待できます。

2、残余財産優先株式
会社が解散した際、負債を精算した後に残った財産を普通株主よりも優先して受け取れる株式です。

3、議決権制限株式
株主総会での議決権、つまり投票権が制限される代わりに、一般的には普通株よりも多くの配当を受け取れる株式です。

4、譲渡制限株式
株式を売ったり、譲ったりする際に、会社の許可が必要な株式です。
会社が株主を自由に変えられないようにするための仕組みとなっています。

5、取得請求権付株式
株主が会社に対して「この株を買い取ってほしい」と請求できる権利が付いた株式です。株主が資金を回収しやすくなるメリットがあります。

6、取得条項付株式
会社があらかじめ決めた条件が満たされたときに、株主から強制的に買い取ることができる株式です。

7、全部取得条項付株式
会社が株主総会の特別決議で、すべての発行済み株式を強制的に取得できる株式です。M&Aや非公開化の際に使われ、少数株主を整理し、経営権を集中させる目的で活用されます。

8、拒否権付株式
別名「黄金株」と呼ばれ、会社の重要な決定(合併・買収など)に対し、特定の株主が、単独で拒否できる特別な株式です。
特定の事項に限り、強い拒否権を持つことができます。
経営権を守るために使用されます。

9、役員選任権付株式
特定の種類株主だけが、取締役や監査役などの役員を選ぶことができる株式です。
経営に関与したい投資家や親会社が、影響力を持つために使われます。
ベンチャーキャピタルから出資を受ける際に多用されます。
公開会社は発行できません。

種類株発行の注意点

種類株式を発行するためには、定款にその旨を定める必要があります。
既に普通株式のみが発行されている場合は、全株主の同意が必要となります。
また、発行後に種類株式の内容を変更する場合は、種類株主総会での、特別決議が必要となることがあります!

このように種類株を発行する背景には様々な理由があり、活用することで得られるメリットは大きいといえます。

事業承継対策資金調達など、種類株を発行することで円滑に進めることが可能となります。

経営計画を前進させるためにも、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

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